こんにちは。
みなさん、鉄緑会指定校をご存知でしょうか。
鉄緑会といえば、あの秘密結社、ではなく、東大生がはじめた東大生による東大に合格するための塾です。
「次は東大」というキャッチフレーズが書かれたチラシが有名です。
鉄緑会は、指定校制度をとっており、指定校の生徒であれば、中学一年生の頭であれば、入塾テストなしで鉄緑会に通塾できるとされております。
つまり、指定校に合格した生徒なら一定の学力があると鉄緑会が見ているということにことなのでしょう。では、指定校は具体的にどの中高一貫校なのでしょうか。私の時代、平成、と子供達の時代、令和の指定校を比較してみましょう。
まず、令和の指定校として、現在の鉄緑会指定校をみてみましょう。鉄緑会のホームページによると在籍人数の多い順から、開成、桜蔭、筑駒、麻布、海城、駒東、筑附、豊島岡、渋幕、渋渋、女子学院、雙葉、早稲田、聖光、栄光(2025年5月)の15校のようです。
次に、平成の鉄緑会指定校をみてみましょう。
インターネット上で確かな情報がわからず、おそらくなのですが、2000年(平成8年)時点の鉄緑会指定校は、筑駒、開成、麻布、武蔵、桜蔭、女子学院、雙葉、駒東、海城、筑附、巣鴨、桐朋、学附、御茶女の14校だったようです。
比べてみると令和と平成で変化がないのは、筑駒、開成、麻布、桜蔭、女子学院、雙葉、海城、駒東、筑附の9校。確かに、イメージとしても私の時代から今に至るまでずっと名門校かつ難関校のように感じます。
それに対して、令和は指定校だけれど、平成は指定校でなかった学校としては、豊島岡、渋幕、渋渋、早稲田、聖光、栄光。逆に、令和は指定校ではないけれど、平成は指定校だった学校としては、武蔵、巣鴨、桐朋、学附、お茶女。
前者は、確かに、今とても人気の学校です。豊島岡、渋谷系2校は私の時代(平成の初め頃)では耳にしたことがない学校でした。ただ、栄光は私の時代でも神奈川トップ校だったので、指定校ではなかった理由は地理的な問題でしょうか。なぜだかちょっと不思議です。聖光については、私の時代では、栄光よりも少し難易度の低い学校でしたが難関校でした。指定校ではなかったのは、やはり地理的な問題でしょうか。聖光は、今では、神奈川トップ校ですね。
後者については、武蔵は、確かに中学受験の難易度はかつてほどではなく、東大合格者数もかつての勢いはないものの今でも難関校ですし、ファンも多いイメージがあります。対して、巣鴨、桐朋、お茶女はかつての勢いは確かにないように感じます。特に桐朋や学附は、私の東大の同期にもたくさんいた記憶で、優秀なイメージがあります。
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