こんにちは。かにママです。

さて、今日は、中学受験の振り返りをしてみます。
塾によって時期に多少の違いはあるとは思いますが、一般的には、6年後期は、志望校の過去問をこなしていく時期だと思います。

過去問のやり方は塾によって、まちまちで、開始時期、実施年数、実施回数などで差異があるようですね。
その点については、希望があれば、別記事に記載するということで、今日は、過去問の集め方について書いてみます。

志望校の過去問としては、声の教育社が出版しているものが一番、一般的だと思いますが、声の教育社のものだと一つ不都合な点があります。
それは、声の教育社の過去問は、実際の入試問題と形式が違って問題用紙の大きさも違いますし、余白なく問題がぎっしり書かれてるので実際にどの程度余白があるものか分からないという点です。
そして、少なくとも解答用紙(問題用紙もコピーする人が多いと思います)は、実際の大きさにコピーして過去問をやるということが多いと思いますが、それもそれなりに手間がかかります。

そこで、志望校の入試問題の実物を集めてそれで練習をするのが望ましいということになります。特に算数の場合は、余白がどの程度あるかによって結構違いが出てきますし、余白の使い方自体練習する必要があるので、実物がどんな感じなのか把握しておくメリットは大きいです。

では、どのように入試問題を集めたら良いのでしょうか?もちろん、書店では販売しておりません。
これは、学校ごとに違うので私が知っている限りの学校について記載しておきますね。年数が経っているのでもしかしたら今は違うかもしれませんが、参考までに。

筑駒 秋ごろに事務室で配布
開成 秋の説明会で販売
武蔵 説明会で販売
海城 イベントごとに販売
巣鴨 事務室で販売
桜蔭 秋ごろまでに事務室で配布
女子学院 事務室で販売(説明会で販売)
雙葉 事務室で販売(3年分くらい販売している時もある)
豊島岡女子 ホームページで公開(1年分のみ)
鴎友 事務室で販売
浦和明の星 秋の説明会で配布
頌栄 説明会で配布(ただし、実際の入試問題と形式は違う)

基本的には、前の年の1年分しか販売はないので、毎年入手する必要が出てきますが、雙葉のように余っている場合は、過去に遡って購入できる場合もあります。有料のものと無料のものがあります。また、皆がわかりやすく販売している海城のような学校もある反面、筑駒や桜蔭のようにあまり情報公開がなくひっそり配布している学校もあるので要注意です。ちなみに、桜蔭は6年生にしか配布はしないので1年分しか入手することはできません。
豊島岡はホームページで公開されており、原寸大にプリントアウトできるので便利ですが、公開が1年分しかないので、毎年プリントアウトしておくことをお勧めします。

入試問題の実物をできたら複数年入手できるに越したことはありませんが、学校別対策が設けられている学校の場合は、塾が形式を似せて問題演習をさせてくれるのでそこまで心配することはないようにも思いますので、無理のない範囲で集めたら良いかなと思います。

入手し忘れたけど欲しい!という場合は、メルカリで購入するという手もありますよ。しばらくメルカリでの過去問の出品を見ていて思ったのは、学校によっては出品が極めて稀だったり、あるいは高かったりするということ。メルカリでお得にゲットも楽じゃないなと思った次第です。